近頃、転職のため、昇進のため、スキルアップのため、はたまた趣味で資格試験に挑戦する人が増えてきたように思います。
自分も何か資格試験に挑戦してみようかな
この記事を読んでいるあなたも、きっとそのように考えているのではないでしょうか。
一方で、
資格の勉強にお金をかけたくない!
勉強する時間がない!
独学で難しい資格試験に合格できるかな…
このような悩みを持っている人は少なくありません。
そこで、今回は1歳の子供を育てながらフルタイム正社員として働いているこの私が、コスパ重視で宅建試験に一発合格できた、おすすめの勉強法をご紹介します。
・地方都市に住む20代後半女
・子供1人(1歳)、2人目妊娠中
・2024年4月からフルタイム(正社員)で復職
独学で資格取得に挑戦するのは難しい
一般的に、どのような資格であっても、資格スクールや通信講座で勉強することに比べて、独学で合格するのは難しいと言われます。
理由としては、以下のようなものが挙げられます。
・分からないことが多い
・モチベーションが続かない
・勉強する時間がない
今回の記事では、この上2つの問題点に対する対策と、勉強時間がない人種の筆頭ともいえるフルタイムワーママが実践した、おすすめの勉強法について解説していきます。
もし今、独学で資格試験に挑戦したいと思っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
★「勉強時間が確保できない」というお悩みについては、別記事で「フルタイムワーママが、毎日1~2時間の勉強時間を確保しているタイムスケジュール」を紹介予定です。
忙しくて勉強時間が取れないという方は、今回の記事とあわせてこちらも参考にしてみてください。
分からないことが多い
資格の勉強って、そもそも何から始めていいか分からない
特に初めて資格試験の勉強を始める人や、高校や大学卒業以来、しばらく勉強から離れていた人などは、何から始めていいか分からないですよね。
個人的には、まずは「○○(今回挑戦する資格) 独学 ブログ」で検索して、過去にその資格を独学で取った方の体験記を見ることをおすすめします。
この様なブログには、おすすめのテキストや勉強方法の紹介がされていることが多く、初めて資格試験の勉強をする際は大変参考になります。
自分と似た境遇(私であれば、「フルタイムワーママ」)の方の体験記があれば、なおのこと良しですね。
私の感覚としては、個人ブログの方が参考になることが多いです。
人は、自分の成功体験を誰かに聞いて欲しい生き物です。(私自身も例外ではありません。)
そのため、資格スクール等の公開する合格体験記より、勉強の仕方などの情報が詳しく載っていることが多いと感じます。
どのようなテキストや過去問集を使ったらいいのか分からない
独学で合格した人の個人ブログなどを参考に、一度書店で実物をめくってみましょう。
個人的に、過去問集は解答解説のページを見て、端的で分かりやすいものがおすすめです。
くどくどと解説が長い過去問や参考書は、結局重要なポイントが分かりづらいからです。
解説テキストは、無料の解説講義が付録で付いているものや、図解が多いものをおすすめします。
私が衛生管理者の勉強で使用したテキスト・過去問集はこちら。
宅建試験の勉強で使用したテキスト・過去問集はこちら。
試験範囲の大事なポイントが分からない
試験範囲の中で、よく試験に出る大事なポイントが分からないから、見当はずれの単元を一生懸命勉強して時間を無駄にしてしまう。
これも独学あるあるです。
資格スクールなどでは、その資格に精通した専門家が過去問を精査して、試験に出る重要なポイントを分かりやすく受講者に教えてくれます。
実は、同じことをしてくれる独学者の味方がいることをご存じでしょうか。
それはYoutubeでその資格の解説を行っている配信者です。
配信者も日々視聴率を伸ばすために、私たち独学で勉強する人に向けて有益な解説や過去問情報を発信してくれています。
特に最近は、マイナーな資格でもYoutubeなどで、各種試験の解説動画を挙げているチャンネルが多いです。
独学を諦める前に、一度これらの無料の解説動画を見てみると、無駄なく勉強できる可能性が上がるでしょう。
分からない問題が出てきたときに対応できない
分からない問題が出てきたときや解説がどうしても理解できないときは、一緒に勉強している仲間やYoutubeで解説動画を挙げている人に、コメントで質問してみましょう。
あなたが疑問に思っていることは、だいたい他の人もつまづく分野です。
キーワードで検索すると、似たような質問をしている人がいたり、すでに解説動画が上がっていたりすることがありますよ。
SNSやYoutubeのコメント欄に質問を書きこむと、意外と答えが返ってきたりします。逆にあなたが質問されたときは、できるだけ質問に答えてあげましょう。
人に解説することで、自分の頭の中の知識も整理されるため、過去問を解く以上に良質なアウトプットになります。
先ほども言いましたが、人は自分の知識をひけらかしたい生き物です。
Youtubeのコメント欄で質問すると、その資格にすでに合格された先輩方が、やさしく丁寧に解説してくれます。
運が良ければ、配信者の方が自分の質問を動画内で取り上げて解説してくれることもありますよ。
勉強のモチベーションが続かない
私が、勉強のモチベーションを保つために意識してやっていたことは、以下の4つです。順番に解説していきます。
周りの人(家族、友人、同僚など)に受験することを言いふらす
一緒に勉強する仲間を見つける
多少の身銭を切る(受験料の支払やテキストの購入)
勉強を早くから始めすぎない(試験直前の焦りを利用する)
周りの人に受験することを言いふらす
私は受験をするにあたって、いつも周りの人に

今は○○の勉強をしている。試験はいつで、合格発表はこの日!
と言いふらすようにしています。
こうすることで後に引けなくなり、周りの目を気にする私には特に効果がありました。
実際に試験日が近くなると「試験勉強はどうなった?」と声をかけてくれる人もいました。(これが結構プレッシャーになって、最後の追い込み期に拍車がかかりました。)
また、言いふらす過程で同じ資格試験に挑戦する人が見つかったり、過去にその試験を受験したことのある人が見つかったりすることがあります。
こういった仲間は、勉強する上で割と貴重なので、見つけられたらラッキーですよね!
一緒に勉強する仲間を見つける
同じ試験を受ける仲間がいることで、お互いに分からないところを教えあったり、進捗状況を確認しあったりすることができます。
相手の方が勉強が進んでいたりすると「私もやらなきゃ!」と焦りますし、「ここ教えて!」と言われた問題を解説することで、自分の知識の定着を図ることも可能です。
周りに受験予定を言いふらす過程で仲間が見つかることもありますが、見つからないときはSNSやネットで仲間を見つけるのもアリかと思います。

私はネットコミュ障かつSNSは見る専門なので、同じ試験を受ける人をSNS検索して、勝手に心の中で「仲間」だと思っていました;
多少の身銭を切る
私はコスパ重視もといドケチなので、「なるべく無駄なお金を払いたくない…」とテキスト1冊の購入にも二の足を踏むタイプです。
もしあなたが私と同じようなタイプである場合、テキスト代や受験料を支払うことで「このお金を無駄にするわけにはいかない!」とモチベーションアップにつながるでしょう。
早くから勉強を始めすぎない
これは人によるのかもしれませんが、私は「試験日まで余裕をもって、できるだけ早くから勉強を始める」というのは、あまりおすすめしません。
毎日コツコツ勉強できる人は、早くから勉強を始めて良いのです。その方が勉強時間をたくさん取れるし、毎日の勉強時間が短時間で済みますから。
しかし、多くの人は「コツコツ勉強」が苦手なのではないでしょうか。
私は苦手です。子供の頃は夏休みの宿題を「7月中に全部やるぞ!」と決めても、結局中だるみして、夏休み終了直前に慌ててこなすタイプでした。
私のような人は、早くから勉強を始めたところで長続きしません。
だいたい中だるみして、数カ月間まともに勉強せずに直前になって焦るか、試験自体見送ってまた来年…となるのが関の山です。
そのため、私は余裕をもって早くから勉強するのではなく、試験に合格できそうなギリギリのラインを狙って、勉強を始めるようにしています。
勉強開始ギリギリのラインの攻め方は、こちらの動画が参考になると思います。
スケジュールの立て方は、この後の「おすすめの勉強法」で詳しく解説します。
おすすめ勉強法
続いて、独学でいくつかの資格を取得してきた私が、おすすめの勉強法についてご紹介していきます。
資格試験受験のための大まかなスケジュールを立てる
まず、最終ゴール(試験に合格する)に向かうにあたって、最初にざっくりした予定を立てることが重要です。
私は、だいたい数か月~半年(長くても1年)で試験本番を迎えるスケジュールを立てるようにしています。
独学で1年を超える勉強時間が目安となっている資格は、通信講座や資格スクールに通って短期間の一発合格を狙った方が、むしろコスパが良いと考えています。
このとき、あまり綿密にスケジュールを組まないことをおすすめします。
あまり余裕のないスケジュールを立てると、予定が狂ったときに、途端にモチベーションが下がってしまうので…
例えば、私が宅建士試験に挑戦したときの勉強スケジュールはこのように立てていました。

★試験直前期である9月・10月が大変そうにも見えますが、ここまでで既に同じ過去問集を3周も解いているので、4周目、5周目は見た目ほど時間はかかりません。
まとめてやろうとしない
勉強はじめたての頃は、気持ちも上がってどんどん勉強が進められます。
しかしそれが3日たち、1週間たち、1か月もすると、ほとんどの方が疲れてしまい、勉強のモチベーションも下がってしまいます。
そこでおすすめするのが、スモールステップを踏むことです。

スモールステップ?
ここで言うスモールステップは、「1単元分の解説テキストを読む→すぐに該当分野の過去問を解く」の小さいステップを繰り返すことです。
先程例に挙げた宅建試験の勉強で言うと、
「宅建業法」という科目の中身は、「媒介契約」「重要事項説明」「37条書面」「8種制限」…と様々な分野に細かく分かれています。
そこで
【まずはテキストの「媒介契約」の単元だけサラッと読む(Youtubeの解説動画を見る)→すぐに「媒介契約」に関する過去問だけ解く】
※ここでのポイントは、テキストを読むなどの知識のインプットは「サラッと」短時間で終わらせることです。
解説をノートにまとめる作業もコスパが悪いので、基本的にはやりません。
暗記用の語呂合わせなど、パッと見てパッと確認できるもののみノートやテキストに書き込みます。
知識の定着にはインプットよりアウトプット(過去問演習)の方が効果的です。
そして次の日は「重要事項説明」の単元、その次の日は「37条書面」…と1日1単元ずつ進めていくのです。


そんなすぐに過去問なんて解けるの?

科目全体の知識を把握してからじゃないと、問題文を読んでも分からないんじゃない?
そのような心配もあるかもしれませんが、テキストやYoutubeの解説を見た後は、以外と過去問も解けます。
むしろ、「さっき見た(聞いた)解説の内容は、試験問題になるとこういう問われ方をするのね」と解説と問題がリンクしやすくなるのです。
もし解けなくても、「まあ1周目だし、仕方ないよね」で軽く済ませてOKです。
さらに、単元にもよりますが、「解説を見る→過去問」の流れにかかる時間は、約1時間。どんなに長くても3時間ほどで終わります。
※それ以上かかる場合は、インプットに時間をかけすぎか、1つの単元をさらに2~3つに分けるとよいです。
過去問を解くときは、なぜその答えになるかを説明できるようにする
よく、「たくさん過去問を解いたのに、模試や本番で問題が解けない」「過去問は解けるけど、初見の問題に対応できない」という話を聞きます。
これは、いわゆる「ただ過去問の正解肢を覚えているだけ」という状態であることが多いです。
私も資格勉強はじめたての頃は、このような悩みにぶち当たりました。
そしてある時ふと気づいたのです。

次のページの過去問、問題を読む前、何ならページをめくる前に答えが分かる;
ということに…。
完全に過去問の答えを丸暗記している状態です。
当然ですが、模試や本番では過去問と全く同じ問題は出ません!!
むしろ本番で問われるのは、過去問の周辺知識です。
【周辺知識の例】
宅地建物取引業保証協会の社員ではない宅建業者Aは、金銭と有価証券を併用して供託することができる。このときの有価証券の価額は、国債証券は額面金額の10割である。〇か×か。
という問題があった場合、この問題1問で広げられる周辺知識には、以下のようなものがあります。
・もしAが保証協会の社員である場合は、金銭のみの供託しかできない。(有価証券との併用は不可)
・地方債証券の価額は、額面金額の9割である。
・その他の有価証券の価額は、額面金額の8割である。
初見問題を解けるようにするコツは、この周辺知識をおさえることにあります。
そのため、私は3周目以降過去問を解く際は
・なぜその問題の答えが〇なのか(×なのか)を説明できるようにする。
→このとき説明できなかった問題は「間違えた問題」としてカウントします。
・×の選択肢は、どのように書き換えれば正解の選択肢となるのか、併せて答えられるようにする。
→こちらも答えられない場合は、「間違えた問題」とします。
・苦手な分野は、重要ポイント(テキストで太字や赤字になっているキーワード)を過去問集の解説ページに書き込む
ということをしていました。
特に苦手な分野ほど、解説を読んでわかった気になることが多いので、
「過去問を解く→解説を読む→誰かに説明しているつもりで、何も見ずに問題の解説をしてみる」
ということをやったりもしました。
最初に選んだ過去問集が、よほど試験範囲をカバーできていない質の悪い参考書とかでない限り、このやり方で周辺知識は補えると思います。
★宅建士試験・第1種衛生管理者については、おすすめのテキストと過去問を勉強方法と一緒にこちらの記事で解説しています。
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まとめ
今回は、独学で国家資格や難関資格に一発合格するための勉強方法について紹介しました。
特に独学一発合格を目指す勉強法の重要なポイントは、以下の4つです。
・勉強スケジュールはザックリでOK
・スモールステップを踏む(まとめてやろうとしない)
・インプットよりアウトプット(過去問演習)に時間をかける
・過去問演習は、過去問の丸暗記にならないようにする
このうち、上2点はモチベーションの維持、下2点は勉強の精度・効率を上げるためのポイントです。
これらのポイントは、基本的にどのような資格の勉強をするにあたっても活用することができます。
皆さんが、今回紹介した勉強方法で希望の資格試験に合格できますように!
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