前回の記事で、令和6年度宅建試験に独学一発で合格した私が使用したテキストやツールを紹介しました。
【独学一発合格!?】ケチなワーママが、コスパ重視で宅建取得目指してみた① | ズボラ気OLの日常
今回は、紹介したテキストやツールをどのように利用して合格に至ったか、という勉強方法を紹介していこうと思います。
フルタイムワーママであっても、半年の独学で宅建士合格は可能です!「忙しいから…」とあきらめずにぜひ挑戦してみてください。
投稿主の情報
・地方都市に住む20代後半女
・子供1人(1歳)、2人目妊娠中
・2024年4月からフルタイムで復職
・令和6年度宅建士試験に、自己採点38点で合格
宅建士試験に向けた勉強方法
スタート期(4月~6月)
4月。第1子の育休が明け、晴れてワーママとなりました。春って何か新しいことを始めたくなる季節ですよね。そんな春の魔力に当てられて、復職とほぼ同時に宅建試験の勉強を開始しました。
最初は宅建士合格のトリセツシリーズのテキストと過去問をAmazonで購入し、テキストをさらっと流し見してから、いきなり過去問集に取り組みました。
惨敗でした。
数年前にビジネス実務法務の勉強をしていたこともあったし、権利関係は楽勝でしょ!と思って始めましたが、
何も分からない…
ほぼ解けない…
初見の宅建業法や法令上の制限に至っては、そもそも何を聞かれているのか、解説を見てもちんぷんかんぷんです。
間違えた問題には付箋を貼って、繰り返し解こう!と考えていたら、テキストが付箋まみれになりました。
解説の内容も分からないのでは、さすがに勉強にならないなと感じたので、まずはテキスト付属の動画講義を受けてみることにしました。
やはり動画は違いますね。これまでテキストだけでは、解説が目を滑るばかりで全く頭に入った感じがありませんでした。しかし、友次先生に「この法令はこんなイメージで~」とイメージやたとえ話を交えて説明してもらえたおかげで、勉強の取っ掛かりを掴めたように感じます。
4月は権利関係、5月は宅建業法、6月は法令上の制限と税・その他というスケジュールで、
通勤電車の中で動画講義を見て、会社の休憩時間や子供が寝てから、動画講義を受けた分野の過去問を解く
というルーティンをこなしました。
問題を解く上で意識していたのは、単に選択肢が〇か×か、というところだけでありません。「なぜこの選択肢は×なのか。何と書いてあれば〇だったのか」という点が指摘できるかです。
この「〇だった理由、×だった理由」が正しく指摘できない問題については、問題の答えが合っていたとしても「間違った問題」としてカウントしていました。
また、トリセツの過去問集は、良くも悪くも解説が端的なので、解説が不十分かなと感じたところは、自分で分かりやすいように周辺知識やポイントを余白に書き足していました。
中だるみ期(7月~9月)
6月までで過去問集を1周し、ここで中だるみ期に入りました。
7月は1周目で間違えた問題を中心に過去問集の2周目~3週目に取り組む予定でした。ですが、なにぶん1周目のため、間違えた問題も多くて心は折れそう。
しかも、なまじ問題集を1周やり切った達成感も感じてしまい、これまでと同じペースで問題集を進めていくことができませんでした。(1ヶ月で問題集2周目をこなすのがやっとでした。)
8月に入ると、お盆休みで私の実家に帰省したこともあり、生活リズムが狂ってこれまたモチベーションが下がります。加えてこのとき、第2子の妊娠が発覚。ほどなくしてつわりが始まり、つわりピーク時の9月前半はまともにテキストも過去問集も開けない日が続きました。
直前期(9月末~試験前日)
つわりでダウンしていた8月~9月前半ですが、つわりが落ち着いた9月末に、自宅に届いていた受験票を見て(一応受験の申し込みだけはしていました。)、「せっかく8200円も受験料を払ったんだから、受けるだけ受けに行こう。」と気を持ち直しました。恐るべしドケチ根性ですね。
すると、巷では「本試験の前に一度は模試を受けに行くべし!」と言われていることを知りました。
実際に模試を受けに行くのは体力的にも時間的にも余裕がなかったので、早速Amazonで「出る順宅建士 当たる!直前模試」を購入し、お家でセルフ模試をしてみることに。
全4回分収録されているうちの1回目の模試は、28点(権利関係8/14 宅建業法14/20 法令上の制限4/8 税・免除科目等2/8)。合格点の基準と言われる35点には遠く及びませんでした。
しかも5問免除科目の問題に初めて触れたのが、このときでした。トリセツの過去問集にも一応5問免除科目の一部は収録されていたのですが、統計問題などは収録されていなかったので、完全に目が点です。結果的に免除科目等の点数はズタボロでした。
また、「満点を目指すべし!」と言われた宅建業法についても出題者の思惑に全て引っかかって悲惨な結果に…。
かなりショックを受けましたが、「これはヤバい!」と試験1カ月前に勉強のモチベーションにブーストがかかりました。
そこからは、
・家事や育児の合間に棚田行政書士の不動産大学の過去問動画を見て、ひっかけ問題対策
・仕事の休憩時間は、よく間違える問題や苦手な分野に絞って過去問を周回
・土日は「出る順直前模試」で問題を解いて、間違えた問題の内容やポイント、キーワードをトリセツテキストの余白に書き込み、通勤電車の中で繰り返し読む。
棚田行政書士がYoutube動画の中で、「本番1カ月前は知識を詰め込むボーナスタイムです!」と力説していたのを信じて、とにかく1ヶ月のうちにトリセツでカバーしきれなかった知識を不動産大学の動画と出る順宅建士、宅建道場の過去問で補完していきました。
本番1週間前の最後の土曜日に第3回のお家セルフ模試を受験したところ結果は以下の通りに。(4回目の模試は、時間が足りず未実施…)
34点(権利関係10/14 宅建業法16/20 法令上の制限4/8 税・免除科目4/8)
まだまだ心もとないですが、ここまでくれば何とかなるかも!と思える点数になりました。模試は本試験よりも難しいって聞くし!と謎のポジティブ思考で試験まで残り1週間を迎えることとなります。
1週間前は、先ほど紹介した勉強法に加えて、確認がてら「ロシアンルーレット式に過去問集を開いて、開いたページの問題を解く」ということもしていました。
宅建士試験 本番
会場にはトリセツの過去問とテキストを持っていきました。試験開始直前まで、過去に間違えた問題を中心に復習し、テキストに書き込みした周辺知識や間違えやすいポイントを確認して過ごしました。
本番中。試験は宅建業法から解くのがセオリーと言われていますが、私はガン無視して1問目の権利関係から解き始めました。これまでのお家セルフ模試でもそうしていたし、比較的権利関係が得意だったというのもあります。
模試で練習した通りの順番で問題を解くようにしましょう。本番だから、といつもと違うことをするのはおすすめできません。
ちなみに私は権利関係45分~1時間、宅建業法30分、その他30分くらいの時間配分で解くように訓練していました。
試験を受けた当日の夜、早速解答速報を見て自己採点をしました。
結果は、なんと38点!(権利関係8/14 宅建業法18/20 法令上の制限3/8 税・免除科目等8/8)
過去最高点です!
本番中は初めて見るワードややっぱり出た宅建業法のひっかけ問題、難しすぎる権利関係の問題にキレそうになりましたが、これはワンチャン合格もあり得るのでは!?
その後、各資格予備校の講師の方々が合格予想点を発表しているのを見て、合格基準点の予想は「37点±1」が有力だと知りました。
マークミスをしていなければ…ギリギリ行けるか…!?という何とも際どいボーダーライン上の点数。合格発表日が約1か月後なので、1ヶ月間「宅建 合格点」でググりまくり、かなりソワソワして過ごしました。
結果発表
試験発表日は平日の朝9:30なので、がっつり仕事中の私。結果はとても気になりましたが、お昼休憩までは我慢して仕事を続けました。
お昼休憩に入り、すぐに自分のスマホで不動産適正取引推進機構のHPを開きました。
その結果…
合格!!
社内で一人ガッツポーズをし、思わず隣の席の先輩に「宅建合格しました!」とその場で合格報告をしました。
その後、夫にもLINEで合格の報告をし、勉強期間中の協力にたくさん感謝を伝えました。
最終的に宅建取得にかかった金額
さて、コスパに振り切った私の宅建受験。結果的にかかった費用はいくらだったのでしょうか?
・テキスト代(3冊) 宅建士合格のトリセツ 基本テキスト (\3,300)
宅建士合格のトリセツ 厳選分野別過去問集(\2,750)
出る順宅建士 当たる!直前予想模試 (\1,760)
・受験費用 ¥8,200
・申し込み用写真 ¥1,000(カメラのキタムラで証明写真を撮ってもらいました。)
・合計 ¥17,010
私の1ヶ月のお小遣いが¥15,000なので、まあまあコスパよく勉強できたのではないでしょうか?個人的には満足のいく結果となりました。
おまけ
試験当日、無事受験を終えて緊張の糸も切れ、さあ帰ろうという時に試験官に「あなたはここに残ってください」と言われました。他の受験者がぞろぞろと帰っていく中で、私だけ試験本部の部屋に呼ばれることに…
「もしかして私、カンニングを疑われている!?」
宅建試験でカンニングなど不正行為が発覚すると、法令によりその後3年間は受験資格が得られなくなります。当然私はカンニングなどしていませんし、その他の不正行為にも身に覚えがありません。
「もしかして時計を見たときの首の角度がのぞき込みに見えた?」
「問題用紙のページのめくり方が、カンニングしているように見えた?」
など色々な想像が頭を駆け巡ります。正直試験本番よりも緊張して、顔が引きつっていました。
試験本部に呼ばれると、他の試験官の方々が受験申込時に提出した私の顔写真と私の顔を交互に見比べています。
ここで「私、替え玉受験を疑われてたのか…」ということを悟りました。
当然私は替え玉受験もしていません。清廉潔白です。ただ思い当たる節があると言えば、受験申込時の写真を撮る際にせっかく写真を撮るのだから、と外行き用のしっかりメイクをしていたんですよね。
…で、試験当日はまさかのほぼすっぴん(眉毛だけは書きました)。意外と準備に時間がかかってバタバタと家を出たので、きちんとメイクをせずに試験会場に向かってしまったのです。
本部で私の顔を見た試験官さんも苦笑い。気まずいったらありゃしない。「確かに女性はメイクでかなり顔変わりますよね。」と言われました。それは褒めているのか?けなしているのか?
とにもかくにも5分ほどの確認で、運転免許証のコピーだけ取られて早々に開放されました。皆さんは、申込用の写真を登録する際は気合を入れすぎないようにしましょう。
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